親の本能

今から1300年以上前に編纂された万葉集に「銀も金も玉も何にせむに勝れる宝子にしかめやも」という和歌があります。
簡単に言えば、「どんな宝石も宝物も子どもに勝るものはないよね」という意味です。

私が、古典を読んでいて思うのは、「今も昔も人間は基本的に変わっていない」ということです。些細なことで悩み、恋愛しては楽しみ、また苦しみ、そして子どもを何よりも愛する。

ですから、新しい可能性を探ることももちろん大切である一方で、人間が持つ本能を理解し、それに逆らわないことも幸せに生きるうえでのコツなのかもしれません。
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